産業廃棄物を有効資源化に、 地域循環型社会を推進する

株式会社アサギリ

株式会社アサギリ

株式会社アサギリは地域循環社会の構築を推進するため、食品廃棄物や牛糞を堆肥化・肥料化しています。本社がある富士宮市は、国有数の畜産地域である一方、牛糞が問題視されています。そこで当社は同市や静岡県農林事務所と連携し、牛糞の1/3を仕入れ、県内外の下水汚泥や食品メーカーの食品残渣なども混ぜ合わせ、堆肥・肥料として資源化しています。できたものはペレット化し、生産者の設備投資コスト削減や生産性向上につなげています。
また、山梨県南部町と提携したJ-credit事業も行っています。南部町の間伐材をエネルギー資源として利用した後、炭が生じます。バイオ炭は土に撒くと炭素を土の中で固定するため、二酸化炭素排出量を削減することができます。そこでバイオ炭を堆肥原料と混ぜ合わせペレット化した堆肥・肥料を製造。その後一般社団法人日本クルベジ協会(立命館大学主催)が開発したプラットフォームで削減量を算出し、クレジットを企業に売却します。様々な企業と連携することで、どの会社も無理なく、循環型ビジネスを形成する仕組みとなっています。

SDGs

農業資材

加工製造

一般会員

富士山を望む富士宮市に工場を構えています

上空から本社を撮影

ペレット状の完全有機質堆肥肥料「アサギリMIX 」を製造・販売

AOIフォーラムで
やりたいこと

消費者ニーズに合った商品づくりのためのヒアリングをしていきます。国の掲げる「みどりの食料システム戦略」の方針のもと、協働していただける企業様を探しています。
また、既存事業のアカデミックな根拠づけと、海外への販路拡大を検討しています。事業のデータを取ってくださる企業・研究所や、海外販路をご紹介いただける会員様と協働できればと考えております。

こんな方を探しています

「みどりの食料システム戦略」の方針に基づき、当社と協働していただける会員様。
当社の事業のデータ取りやアカデミックな根拠づけを行ってくださる会員様。
海外販路をご紹介いただける会員様。

コーディネーターからのコメント

県内随一の酪農地区である朝霧高原にて、牛糞の適切な処理は酪農家だけでなく、自然環境や景観の維持から、非常に重要な位置付けにあります。
当社は様々な資源の地域循環を目指し、バイオ炭や下水汚泥、食品残渣を利用した高付加価値な堆肥を製造しており、地域に欠かす事のできない存在といえます。
未利用資源の活用、地域循環等にご興味のある方は、是非お声かけください。

コーディネーター

小林 秀暢

基本情報

会社名   株式会社アサギリ

所在地   静岡県富士宮市根原字宝山216

設立    昭和40年3月20日

資本金   1,000万円 

TEL   0544-52-0212 

FAX   0544-52-1122 

URL   https://asagiri.info/

Contact

株式会社アサギリに
問い合わせをする

活動内容のご確認や、コラボレーションのご相談などのお問い合わせは以下よりご連絡ください。

※お問い合わせはAOIフォーラム会員以外の方でも可能です。
※お問い合わせ内容はAOI機構にも同時に通知されます。

Let's join us

AOI
フォーラムに
参加しませんか?

AOIフォーラムは、先端技術を農業分野に応用し、静岡から「世界の人々の健康寿命の延伸と幸せの増深」に貢献するための会員制のフォーラムです。AOIフォーラムへの入会に興味のある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

フォーラム会員との交流やイベントへの参加を通じて、農業業界のトレンドの情報収集ができます。

フォーラムでの活動やWebサイトを通じて、協業を求めている事業者や、自社事業に活用可能な研究と出会えます。

コーディネーターとの相談を通じて、事業計画作成サポートや補助金情報など、プロジェクト立ち上げの支援を受けられます。