AOI機構が参画するムーンショット型農林水産研究開発事業のプロジェクトの1つである「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」を目指す研究グループでは、持続可能な食物生産システムを構築するため土壌微生物の機能をフル活用した、新しい”循環型協生農業”の達成を目指しています。
前期5年間の基盤的な研究開発は昨年度をもって一区切りを迎え、今年度からはいよいよ後期として、社会実装を見据えた展開フェーズに入っています。今回のフォーラムでは、これまでに蓄積した研究成果を土台に、社会実装を具体的に見据えたプロジェクトの動向をご紹介するとともに、研究グループが進めてきた取組がどのように地域や企業の皆様と結びつき、新たな循環型農業の事業化や農業の価値創造につながるのかを議論します。
社会実装を見据えた研究開発の最前線で活躍する研究者と対話できる貴重な機会となりますので、多くの方々のご参加をお待ちしております。
フォーラム概要
日時 | 令和7年11月4日(火)14:00~16:00 |
会場 | オンライン配信(Zoom Webinar) |
共催 | ムーンショット型農林⽔産研究開発事業「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」
一般財団法人アグリオープンイノベーション機構 |
後援 | ⽣物系特定産業技術研究⽀援センター
静岡県(予定) 一般財団法人マリンオープンイノベーション機構(MaOI機構) |
申込締切 | 令和7年11月3日(月)正午 |
申込方法 | 以下のウェブサイトからお申込みください |
プログラム(敬称略) |
〇プログラム: ・プロジェクトの紹介:社会実装への道と目指す未来 竹山 春子 プロジェクトマネージャー(早稲田大学) ・事例講演① 太平洋セメントグループの資源循環の取り組み ~廃棄物・副産物のセメント資源化と排水からのリン回収~ 花田 晶子 主任研究員(太平洋セメント株式会社) ・事例講演② 環境保全に着目した循環型農業の新しい価値 水流 勇雄 代表取締役社長(株式会社Loco Door) ・事例講演③ 循環型農業への土耕型高度人工気象制御システム(EARTH)の貢献 松山 知樹 専任研究員(理化学研究所 光量子工学研究センター) ・パネルディスカッション 循環型農業における知の蓄積と社会実装・事業化 竹山春子(早稲田大学) 水流勇雄((株)Loco Door) 松山知樹(理化学研究所) 和田智之(理化学研究所) ・質疑応答 ・閉会挨拶 藤井 明 代表理事 |