富士山西麓の環境を守る-地域の廃棄物を活用したクリーンエネルギー生産、循環型農業の推進-

合同会社富士山朝霧Biomass

合同会社富士山朝霧Biomass

富士山のふもとの朝霧高原は、本州では数少ない700 haの牧草地を抱える大酪農地帯で、大自然の中、約5,000頭の牛が飼われています。私達は、2015年から朝霧高原で出た牛ふんを集め、発酵させることで生じるメタンガスを燃料とするバイオガス発電に取り組んでいます。過剰量のふん尿の牧草地への散布は地下水の水質悪化に繋がるため、牛ふんを使った発電は環境改善とクリーンエネルギーの生産というまさに一石二鳥の効果が期待できます。さらに牛ふんを発酵させてメタンを取り出した残渣を有機肥料として活用することで、化学肥料の使用量を減らし、循環型農業を推進していきます。プラントの規模自体は決して大きくはありませんが、牛ふんという廃棄物を地域の貴重な資源と捉え、活用し、環境に優しいSDGsモデルを朝霧高原から発信していきます。

畜産

エネルギー

一般会員

富士山西麓にあるバイオマスプラント

地域循環システムの概要

ここから家畜ふん尿を投入し、発酵槽で発酵

発酵槽で発生したメタンガスを貯めるガスフォルダー

ガスフォルダーから発電機へメタンガスを送り、発電

発酵残渣の貯留槽、富士山を望める

提供可能なプラント敷地内にある倉庫(35坪)

AOIフォーラムで
やりたいこと

牛ふん由来のメタンガスを燃料にして発電する時に生じる廃熱の有効活用。発電した電気や、発酵残渣由来の肥料に加えて、廃熱も有効利用できれば、より無駄の無い資源活用になると同時に、従来の暖房方法と比べて化石燃料の消費やCO2の排出を削減できます。 

こんな方を探しています

廃熱を利用した事業をプラント敷地内、もしくは隣接地で取り組める方を探しています。例えば、廃熱を利用した温室栽培、廃熱を利用した乳製品の加熱処理、などなど。プラントの隣接地(約3,600 m2は原野であるため、農資格を持っていない方でも取得可能です

コーディネーターからのコメント

化石資源の輸入に依存している日本において、地域で発生する牛ふんを用いた発電はエネルギーの自給を目指す上で非常に重要な取り組みです。同社ではさらに発電時に出る熱や発酵残渣由来の肥料を利用することで資源の無駄を無くし、より社会の持続可能性を高めることを目指しています。熱や有機肥料を求めている方ご連絡ください。 

コーディネーター

齋藤

基本情報

会社名    合同会社富士山朝霧Biomass     

所在地    静岡県富士宮市根原115-1   

設立     令和3年4月1日    

資本金    100万円    

TEL    0544-21-3533     

FAX      

URL       https://fujisanbiomass.com/

Contact

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